GUMICHAN.COM         TOP | What's | GALLERY | STORY | 1961 | BLOG | PROFILE | LINK | FOOTPRINT | MAIL

● サイト・リニューアルと、ブログ終止のお知らせ
あけましておめでとうございます。
皆さま、新年をいかがお過ごしでしょうか?

私の方はどんな年になるかワクワクでいっぱい。
今年は思うぞんぶん制作に専念し、
情熱を注ぎたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


*****************


さて、4年ぶりにサイトをリニューアルいたしました。
ガラっと大変身です。
こちらをご覧下さい↓

http://www.gumichan.com/


それから、10年以上続けて来たブログをやめることになりました。
今まで読んで頂いてありがとうございました。


その代わり、Twitterをやっています。
ささやかな日常を一人ボソボソとつぶやています。
興味のある方はどうぞこちらへ↓

http://twitter.com/kazumi116


今年も皆さまにとって素晴らしい一年でありますように♪

● 長い、長いトンネルを抜けて。
今年もあとわずか。

クリスマスもお正月も関係なく、
今いただいている人形のお仕事に、
ひたすら専念しています。


今回のお仕事は、
いろんな意味で
大きな転機となりました。
素材、制作法、考え方に至るまで、
自分自身を見直すきっかけにも。

こんな大きなステップアップのための
チャンスを下さった
クライアントの皆様に、
心から感謝いたします。


*************

さて、来年は、おそらく、
制作に明け暮れる一年になりそうです。
夢のようです。

と言うのも、
この四年間は、
人生の長いトンネルにいるような、
ひたすら光を求めて
もがいた日々でした。


一番辛かったのは、
思うように作品が作れない
環境にいたことです。

作家にとって、
作品が作れないなんて。

その辛さと言ったら、
地獄のようでした。

何度光を手にしかけては挫折し、
涙したことでしょう。
トンネルの中は閉ざされて暗く冷たく、
叫んでも返ってくるのは
自分の悲しい叫び声だけでした。


この四年間だけじゃない。
もっと長い間、
自由に作れない環境にいました。
私は足を縛られたカゴの鳥でした。


それがようやく、
自由と環境を手にしたのです。
作りたい!と言う、
炎のような情熱をも。

やっと、
やっと私は、
長いトンネルから
這い出ることが出来ました。

もう、大丈夫。
私は何かに引っ張られるように、
光ある場所に出てくることが出来ました。


*************

今、深夜に、
黙々と粘土をこねながら、
誰はばかることなく
自由に制作できるありがたさを
噛み締めています。


辛い時、
長いトンネルにいた最中、
私はいつもこう祈っていました。

「神様、他に何も要りません。
 作品を作る環境と、
 自由と、
 情熱だけを与えて下さい。
 表現し、創作する者として私を生かせて下さい」
と。

その祈りが、ようやく叶いました。
そして私は、今、
ひたすら作品と向き合っています。
神様の温かいまなざしを
背中に感じながら。


あのトンネルにいた苦しみは
決して無駄じゃなかった。
私を強くし、
「創作することに生きる」
という信念を持たせてくれたようです。
これも神様のシナリオだったのでしょう。
今となっては、長いトンネルを歩ませてくれた神様に
感謝しています。


私はもともと、熱い人間です。
私が辛い時もずっとそばにいてくれた友達に言わせると、
「火の塊」だそうです。
そんな私が、今まで発揮出来なかった情熱を、
来年は思い切り制作にぶつけて行きたいと思います。


*************

さて、来年は、
サイトをリニューアルする予定です。
そうなれば、
ブログはおしまいにするつもり。
ご存知のように、
文章が致命的に下手なんで(^^;;

今まで、だらだら長くて
ヘタなブログを
読んで下さった方、
ありがとうございました。


代わりにTwitterやってます。
ただ、コメントが苦手なので
リツイートはやっていません。
どうでもいいささやかな日常を、
一人ボソボソとつぶやいています。

それでもいいよ、
見てやるよ、という
モノ好きな方はご覧下さいませ。
アドレスはこちら↓
http://twitter.com/kazumi116


今日は最後のブログにしようと思ったけど、
まだ書きたいことがあるので、
それは後日。
ではまた。ごきげんよう(*^^*)

● 近況つれづれ 〜ワクワクの波に乗って〜
早いものでもう師走。
街中から流れてくるクリスマスソングに乗って
ウキウキしています。

写真は、グミちゃんとクリスマス。
もう4年前の作品で、
フォトグラファーの田中紀彦さんに撮影してもらったもの。
お気に入りの一枚です。

img278_santa.jpg


さて、私の方は、
びっくりするぐらい、秋ぐらいから
私を取り巻く環境やいろんなことが変わって来ました。

占いを信じる訳ではないのですが、
いい感じでどんどん運気が変わって来たようです。
どんな展開になるのか、毎日ワクワクしています♪

一番の変化は、引越しでしょうか。

ひょんなことから突然引っ越すことになりました。
ずっとずっと、住みたかった街に、
グッドタイミングで、
あれよあれよと言う間に引っ越しが決まりました。

しかも、念願のアトリエつきです。
環境も抜群。
広さも私には充分です。
まるで夢のよう。
神様からのクリスマスプレゼントかな?

たぶん、私にとって終の棲家になるでしょう。

ここを拠点に、これからは本腰を入れて
創作活動を展開していきたいと思っています。
どうぞお楽しみに♪


さて、私のクリスマスの楽しみは、
この冬公開予定の、映画「チェブラーシカ」。
ロシアで生まれたパペット(人形)アニメです。
チェブラーシカ.jpg

ジオラマと人形がとってもキュートでポップで魅力的。
私の作品作りの参考のためにも
ぜひ見に行きたいと思っています。
渋谷パルコで開催予定のチェブラーシカ展にも行く予定。
今から楽しみです♪
main.jpg

皆さんもどうぞ楽しいクリスマスをお過ごし下さい(^^)

● 「天才アーティスト」とは芳賀一洋さんのことをいうのだ
今までいろんなアーティストの方と知り合った。
いろんな作品もたくさん見て来た。
「すごい」と言われる人は、確かにいた。
「天才」「師匠」と呼ばれるクラスの人も大勢いた。


でも、「芳賀一洋(はがいちよう)」さんにかなう人は、そうそういない。
芳賀さんは、とにかく、すごい人だ。
こういう人のことを「天才」というのだと思う。

ワンスアポンアタイム_re.jpg
(「ワンスアポンアタイム」製作・芳賀一洋)


サンドニの夜_re.jpg

芳賀さんは、ご自身を「立体画家」と名乗っていらっしゃるのだが、
わかりやすく言えば、ジオラマ作家でいらっしゃる。

しかし、よくあるジオラマではない。
世間に発表されている数多くのジオラマをずらっと並べても、
芳賀さんの作品はずば抜けて突出している。
芳賀さんが国内のみならず、
海外でも高く評価されているのがそれを物語っている。


芳賀さんが天才であるゆえんは、
テクニック的なことはもちろん、
一番は、芳賀さん独特の世界観だろう。

どこか孤独で、クールで、でもこちらのハートをつかんで離さない
不思議な温かみがあって・・。
日本でいうわび・さびの味も加わって、
まるで、深い味わいのあるヴィンテージの時計のようだ。


何度も書くが、今まで、うまい作品、うまいアーティストは
たくさん見て来た。
でも、こんな味を持った作品にはなかなかお目にかかれなかった。
小手先のうまさにこだわりすぎて、
一番肝心な「独特の世界観」が見えて来ない作品が多かった。
そんな作品には魅力がない。


でも、芳賀さんの作品にはそれが充分ある。
だから心をつかんで離さない。


芳賀さんから学びたいもの。
それは、そんな「独特の世界観」だ。
私ならではの世界観を持ち、
それが深い味わいとなって、
見る人の心をつかんで離さない作品を作れたらと思う。


そんな芳賀さんの作品展を、現在、東京・有楽町で開催中。
ぜひ、ナマで見てほしい。

芳賀さん展示_re.jpg

<芳賀一洋&渋谷クラフト倶楽部展>
 会場:東京交通会館 B1F ゴールドサロン
     JR山手線・有楽町駅前
 住所:東京都千代田区有楽町2-10-1
 電話:03-3215-7933(会場直通)
 会期:2010年10月31日(日)〜11月6日(土)
 時間:午前11時〜午後8時(10月31日のみ午後1時開場)


芳賀さん最新作_re.jpg
(芳賀さん最新作。スケール=1/12
 美術手帖12月号で芳賀さんの特集記事と共に紹介されるそうです)

芳賀さん_re.jpg
芳賀さんと一緒に。
芳賀さんは作品のイメージ通りの、渋くてとってもダンディなかたです(*^^*)
ぜひまた一杯ご一緒させて下さい〜♪


詳しく芳賀さんの作品をご覧になりたいかたはこちらへ。
芳賀一洋サイト

● ジオラマ、ばんざい! 〜ジオラマ・ミニチュアの情景展2010〜
横浜人形の家で開催中の
「ジオラマ・ミニチュアの情景展2010」に行って来た。

小さな頃からミニチュアが大好きで、
おままごとの野菜や食料品を集めていた私。
ジオラマなんていう世界があることも知らず、
ちょっとだけジオラマっぽい
リカちゃんハウスに興奮していた少女時代。

きっと、多くの人がそうだと思う。
ミニチュアやジオラマが嫌いな人なんていないはず。
だって。
あんなにワクワクさせる世界はないもの♪


で、展示作品を紹介させていただこう。
(写真撮影オッケーとのことだったので、
 遠慮なく撮影させてもらった)

これは、横浜人形の家・館長であり、
プラモ同好会「ろうがんず」のメンバーでもある
俳優・石坂浩二さんの作品。
ジオラマ1.JPG
入り口に入ったところに置いてあったのだが、
この作品を見ただけで、急に血圧上昇。
「きゃーっ♪」
興奮のあまり心臓が高鳴ってくる。

ドキドキしながら次の作品へ。
どの作品も緻密で丁寧に作られており、
完成度の高さがうかがえる。

ジオラマ7.JPG

ジオラマ2.JPG

ジオラマトラック.JPG

スケールは1/32が多かったかな。
とにかく小さい。
小さいのにすごく緻密に作られている。
表現力も豊か!
皆さん、それぞれ独自の世界観をお持ちなのだが、
それを見事に表現していらっしゃる。


これはマイミクのすこっつさんの作品。
歴史上の兵士や人物を立体化した
「ヒストリカルフィギュア」を作ってらっしゃるという。
ジオラマ6.jpg

ジオラマ5.jpg
細部まで徹底してこだわった完成度の高さ。
歴史を丹念に調べて作ってらっしゃるのが
ひしひしと伝わってくる。

どの方の作品を見ても、
ただ、ただ、素晴らしい!の一言に尽きる。
ミーハーな私は、ひたすら、
「キャーッ♪ すごーい!」
と騒ぐ。すいません、うるさくて(^^;)
だって本当にすごいんだから!


ちょうど受付にいらした、
ジオラマ材料などを扱ってらっしゃる
「ギャラリーさかつう」のオーナーの方にお話を伺う。
「ジオラマはいくつになっても楽しめる
 奥の深い大人の趣味」。
確かにそう思う。
こんなに奥の深い趣味はない。



で、今までは中断していたが、
私もこんなジオラマを作っていた。
このサイトで紹介している、
私のオリジナルシリーズ「こんにちはグミちゃん」だ。
今から4年前、2006年の作品である。
グミちゃん1.jpg

グミちゃん2.jpg

舞台は昭和36年。
とある小さな町「くすの木町」に住む
グミちゃんという6才の少女と、
家族や近所の人達とのほのぼのした世界を、
人形とジオラマで表現した。


「昭和36年」を舞台にしたことで、
ジオラマの細部に至るまで昭和36年らしさを出すため、
当時の資料を調べまくり、
こだわりにこだわり抜いて作った。
たとえば上の写真の駄菓子屋を一例に挙げると、
駄菓子屋のお菓子、タバコのパッケージ、
ポスター、公衆電話などなど、
全て昭和36年のデザインを調べて再現したものだ。
当時関西に住んでいた私は、このためにわざわざ
関西一円の図書館、資料館、骨董品屋、
果ては東京・横浜まで足を伸ばし、調べまわった。
凝りだすと止まらなくなる性格ゆえか(^^;)


スケールは1/10。
一般的なジオラマよりは大きいので、
既製品のジオラマ・パーツは使えず、
ジオラマ部分はほぼ手作り。
フル・スクラッチというやつである。

この時、9軒の建物を作った。
全てが商店で、全部並べると「くすの木町商店街」になる。
1軒あたりのサイズが高さ45cm×幅45cm×奥行き45cm。
1つは3倍強の大きさの映画館を作ったので、
商店街全体で、5メートル近い長さになった。
とにかくデカい!
ど迫力である。
完成した時は「よくぞここまで・・」と感無量であった。


これに登場人物の人形(高さ10cm〜18cm)が20体。
これも既存のパーツを一切使わず、
石粉粘土で全部手作り。
9軒の建物にそれぞれ配置し、
商店街の賑わいを表現した。

こんなどデカい作品を
3ヶ月ちょっとで作ったのだから、
我ながらよくやったよなあ、と感心する。

・・と、この作品に関しては語りだすと熱くなり、
止まらなくなるのでここまでにしよう。


とにかく、ジオラマは楽しい。
私も中断していたジオラマ制作を近々再開する予定だ。
「こんにちはグミちゃん」の続編として。
以前よりもより味わいのある作品を作るべく、
渾身の思いをこめて制作したい。


今回ご縁があってお近づきにならせて頂いた
ジオラマ関係者の皆さま、
またいろいろと刺激を頂いたり、
お知恵を拝借したいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

そしてジオラマに興味のある皆さん。
ぜひ挑戦してみて下さい。
きっとジオラマの魅力にとりつかれ、
人生が3倍は楽しくなることでしょう(*^^*)


ちなみに、「ジオラマ・ミニチュアの情景展2010」は
横浜人形の家にて24日まで開催。
興味のある方はぜひ!
1/96 >>